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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻1号

2021年01月発行

文献概要

特別増大特集 新型コロナウイルス・パンデミック—今こそ知っておきたいこと、そして考えるべき未来 [Ⅱ章] 実践報告:パンデミックにおける「総合診療」の役割

【病院】「遠隔医療」と「院内外連携」で乗り越えるパンデミック

著者: 小坂鎮太郎1

所属機関: 1板橋中央総合病院 総合診療内科

ページ範囲:P.43 - P.45

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 当院・板橋中央総合病院(東京都板橋区)は550床の総合病院で、年間9,000台の救急車を受け入れている。
 筆者が医長を務める総合診療内科(医師17人)は、もともと「肺炎」を中心に重症内科疾患をすべて受け入れており、集中治療室の約20%を利用している。緩和ケアやリハビリテーション栄養を必要とするフレイルな方、社会的に困難な問題がある方、併存疾患が多く管理が難しい方々を主な診療対象としている。第1波の際には、板橋区の60%程度の保健所から発熱精査依頼を受け入れた。また、総合診療内科として「COVID-19チーム」(後述)を立ち上げ、第1波の際にはECMO(体外式膜型人工肺)適応症例を除く軽症〜重症の入院患者診療にあたった。その後、「COVID-19 PHS」(p.36)をつくり、他診療科の疑い症例への対応を協力して行った。

参考文献

1)小坂鎮太郎, 橋本忠幸:卒後教育のNew Normal—教育を受ける機会が減った研修医たちを救え! 医学界新聞 3387 : 1-2, 2020. https://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03387_01(2020年12月7日現在)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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