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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻1号

2021年01月発行

文献概要

特別増大特集 新型コロナウイルス・パンデミック—今こそ知っておきたいこと、そして考えるべき未来 [Ⅱ章] 実践報告:パンデミックにおける「総合診療」の役割

【病院】永寿総合病院「院内アウトブレイク」における総合診療の役割を振り返る

著者: 池田啓浩1

所属機関: 1公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院 総合診療内科 診療部

ページ範囲:P.53 - P.55

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Case
COVID-19院内感染から軽快した超高齢者の一例
患者:90歳、女性
既往歴:高血圧、変形性膝関節症
現病歴:両下肢浮腫を訴え、近医より紹介受診された。正球性貧血を認め、精査目的に入院。胃出血性ポリープが原因であった。症状軽快しリハビリ転院待ちであったが、病棟内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)アウトブレイクがあり施行した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)PCR検査で陽性だった。一時はウイルス性肺炎を起こし状態が悪化したが、ナファモスタット投与などを行って回復し、自宅退院となった。

参考文献

1)青木眞,他:ゲストライブ もう語らずにはいられない! 「この国の総合診療の問題」を斬ってみた.総合診療30(1):2-13,2020.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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