文献詳細
文献概要
投稿 Empirical EYE
関係性のなかで変容する自己意思の尊重—医療介護の現場に求められる多様性と柔軟性とは
著者: 八巻孝之1
所属機関: 1独立行政法人 国立病院機構宮城病院 総合診療外科
ページ範囲:P.119 - P.121
文献購入ページに移動 認知症サポート医であり、また厚労省が推進する「人生会議」のファシリテーターを担当する筆者は、本人と家族、医療関係者間で、患者の価値観を主体的に共有するアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の推進1)に携わる機会に恵まれている。
本稿では、家族介護事例を取り上げ、関係性のなかで変容する本人の意向を尊重し、意思決定支援に求められる多様性と柔軟性について述べる。
本稿では、家族介護事例を取り上げ、関係性のなかで変容する本人の意向を尊重し、意思決定支援に求められる多様性と柔軟性について述べる。
参考文献
1)日本医師会:末期医療—アドバンス・ケア・プランニング(ACP)から考える.2018. https://wwwmed.or.jp/doctor/rinri/i_rinri/006612.html
2)Evidence-Based Medicine Working Group:Evidence-based medicine ; a new approach to teaching the practice of medicine. JAMA 268(17) : 2420-2425, 1992. PMID 1404801
掲載誌情報