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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻10号

2021年10月発行

文献概要

特集 医師の働き方改革—システムとマインドセットを変えよう! 【360度 働き方改革】緊急に取り組むべき項目—どう対応する?

❻タスクシェア・タスクシフトは実際にどこまでできる?

著者: 江原淳1

所属機関: 1東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科

ページ範囲:P.1245 - P.1248

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 医師の「働き方改革」において、タスクシェア・タスクシフトの推進はきわめて重要である。患者ケアにまつわる実務はそう簡単には減らせないので、そのなかで他の職種に移行できるものを他職種に移行する、もしくは他職種が共同で実施することで質を落とさず医師の労働を削減する、という狙いである1)
 本稿では、当院でのタスクシェア・タスクシフトの実例を挙げ、実施するための要点について解説する。前半は診療看護師(NP)について、後半はそれ以外の例について紹介する。

参考文献

1)厚生労働省:第1回 医師の働き方改革を進めるための タスク・シフト/シェアの推進に関する検討会資料.https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000564200.pdf
2)森田啓行,他:米国におけるNurse Practitioner(NP)/Physician Assistant(PA)の実態.日内会誌99(6) : 1349-1355, 2010.
3)日本NP教育大学院協議会:診療看護師.2020. https://www.jonpf.jp/document/np.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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