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#総合診療
#書評:総合内科マニュアル 第2版
著者: 青木眞
所属機関:
ページ範囲:P.1313 - P.1313
文献購入ページに移動 「時間がないので長文になりました」とは、ある賢人の言葉…。文章表現は、その贅肉を「そぎ落とす」ことが本質ということなのだろうか? 評者も「できる」研修医には10秒で症例をプレゼンさせることがある。面白いことに、10秒を強いられた瞬間に、その研修医に症例の本質が見えてくるから不思議なものである。本書も余分なものが徹底的に削られた、それゆえに極めて中身の濃いマニュアルとなっている。「(総合内科の)大多数のコモンな問題に世界標準の質で診療ができるようにまとめた」という本書の一部を、本文を引用しながらご紹介しようと思う。
第1章「患者ケアの目標設定」:「目標設定はきわめて重要(中略)。目標を設定し、そこから逆算して手段が導き出される。(中略)手段を目的化してはならない。(中略)最大の目標は『患者のニーズ』に応えることである。(中略)隠れたニーズも(中略)プロとして積極的にこれを掘り起こす必要がある(例:閉経後女性の骨密度測定、肺炎球菌ワクチン)」(本書p.1)。「アセスメントと行動の一貫性を保つ」(p.2)。「入院初日に退院までの流れを想定する」(p.3)。
第1章「患者ケアの目標設定」:「目標設定はきわめて重要(中略)。目標を設定し、そこから逆算して手段が導き出される。(中略)手段を目的化してはならない。(中略)最大の目標は『患者のニーズ』に応えることである。(中略)隠れたニーズも(中略)プロとして積極的にこれを掘り起こす必要がある(例:閉経後女性の骨密度測定、肺炎球菌ワクチン)」(本書p.1)。「アセスメントと行動の一貫性を保つ」(p.2)。「入院初日に退院までの流れを想定する」(p.3)。
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