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Editorial
あなたの「むくみ診断」への苦手意識、厳選した24のQ&Aで変えちゃいます!
著者: 柴﨑俊一1
所属機関: 1ひたちなか総合病院 救急総合内科
ページ範囲:P.1339 - P.1339
文献購入ページに移動数日前のフォロー外来での診療終わり際の出来事。「先生、最近、むくみがひどくなってきて…」。おぉ! 来た来た! 定番の主訴! みなさんはこんな時、どんな気持ちになりますか? 「むくみかぁ、苦手だな…。なんか難しいし、まずあまり臨床的に問題にならないし…。患者が気にしてるだけ。大丈夫だって言ってあげれば、それでOK」。そんな気持ちになりませんか? 何を隠そう、私も内科専攻医駆け出しの時にはそんな気持ちでした(詳細はQ1〔p.1350〕で懺悔しております、ご笑覧あれ!)。
症候学の本を開くと、だいたい「浮腫の機序」のような生理学の話から始まり、眠くなる…。その後に続くのは複数の鑑別疾患、その数の多さにノックアウト…。しかも実際の診療では、教科書どおりにクリアカットには診断にたどり着けないし…。それで、完全にやる気を削がれる。わかります、わかります、その気持ち。
症候学の本を開くと、だいたい「浮腫の機序」のような生理学の話から始まり、眠くなる…。その後に続くのは複数の鑑別疾患、その数の多さにノックアウト…。しかも実際の診療では、教科書どおりにクリアカットには診断にたどり着けないし…。それで、完全にやる気を削がれる。わかります、わかります、その気持ち。
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