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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻11号

2021年11月発行

文献概要

特集 Q&Aで深める「むくみ診断」—正攻法も!一発診断も!外来も!病棟も!

Q9<正攻法>「片脚だけ」の浮腫は静脈弁不全で決まり?

著者: 玉野井徹彦1

所属機関: 1生協小野田診療所 総合診療科

ページ範囲:P.1366 - P.1368

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●浮腫の発症が「急性(<72時間)」か「慢性(≧72時間)」かを意識して鑑別する。
 急性の場合、「深部静脈血栓症」は見逃すと致命的になる。
●気軽に「超音波検査」を使いこなせると強い。

参考文献

1)Trayes KP, et al:Edema ; diagnosis and management. Am Fam Physician 88(2) : 102-110, 2013. PMID 23939641 〈浮腫の鑑別疾患や診断アルゴリズムが記載されており、わかりやすい〉
2)西澤 徹:片側浮腫.中西重清,他(監),板金広,他(編):プライマリ・ケア 外来診断目利き術50.pp80-81,南山堂,2020. 〈見開きなため一目でわかりやすい。片側浮腫の項もあり、まさに知りたい情報が書いてある〉
3)山田康博:下腿のむくみ.JIM 24(2):122-126, 2014. 〈下腿浮腫を起こす代表的な疾患の病態と診断について、わかりやすく書いてある〉
4)Stern SDC, et al(ed).2019/竹本毅(訳):考える技術 第4版.pp433-458,日経BP,2020. 〈浮腫の病態生理と症例に基づく実際の考え方について書いてある〉
5)日本超音波医学会 静脈エコー検討小委員会:超音波による深部静脈血栓症・下肢静脈瘤の標準的評価法.2018. 〈下肢静脈の超音波検査に関する日本のガイドラインで、2-point CUSやmilkingなどの手技が書いてある〉

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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