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Editorial
COVID-19肺炎が注目される今、鑑別診断群で学ぶ! 超コモンディジーズ「肺炎」
著者: 徳田安春1
所属機関: 1臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄
ページ範囲:P.153 - P.153
文献購入ページに移動 2011年から6年連続死亡原因の“3位”であった肺炎。人口動態統計で、「肺炎」から「誤嚥性肺炎」を独立して集計するようになったため、2017年に「肺炎」は5位に、「誤嚥性肺炎」は7位となった。しかし両者を合わせると、やはり3位の死亡数になる。また、その年の4位の「老衰」のなかには、肺炎に罹患したケースも多く含まれていたと考えられる。このように、肺炎で死亡したケースはかなり多いのである。
ここで私は「肺炎をすべて治せ」と言いたいのではない。「肺炎にもさまざまな種類があり、さらには、肺炎と診断していても、実は肺炎以外のこともあるのだ」と言いたいのが本特集だ。
ここで私は「肺炎をすべて治せ」と言いたいのではない。「肺炎にもさまざまな種類があり、さらには、肺炎と診断していても、実は肺炎以外のこともあるのだ」と言いたいのが本特集だ。
参考文献
1)McGee S : Evidence-Based Physical Diagnosis. 4th ed. Elsevier, Amsterdam, 2017.
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