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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻3号

2021年03月発行

文献概要

特集 ライフステージでみる女性診療at a glance!—よくあるプロブレムを網羅しピンポイントで答えます。 【Ⅱ章】ライフステージ別 よくあるプロブレム ▼思春期・青年期(10〜20代)

摂食障害—「神経性やせ症」で、体重増加の動機づけはどのように行いますか?

著者: 鈴木眞理1

所属機関: 1跡見学園女子大学 心理学部臨床心理学科

ページ範囲:P.299 - P.301

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それぞれの患者にとって、やせのメリットを超える、渋々でも体重を増やさざるをえない治療動機を探して強化する「心理教育」を行います。

参考文献

1)摂食障害全国基幹センター:摂食障害情報ポータルサイト(専門職の方). http://www.edportal.jp/pro/(2021年2月4日現在)
2)Guardia D, et al : Imagining one's own and someone else's body actions ; dissociation in anorexia nervosa. PLos One 7(8) : e43241, 2012. PMID 22937025
3)雨こんこん(著),池田蔵人(イラスト),鈴木眞理(監):摂食障害オバケの“ササヤキ”—やせたくなったら要注意.少年写真新聞社,2020.
4)Watson HJ, et al : Genome-wide association study identifies eight risk loci and implicates metabo-psychiatric origins for anorexia nervosa. Nat Genet 51(8) : 1207-1214, 2019. PMID 31308545
5)鈴木眞理:摂食障害における栄養学の重要性.心身医学56(10):1006-1011, 2016.
6)鈴木眞理:第1章 拒食症の治療.鈴木眞理,西園マーハ文,小原千郷:摂食障害 見る読むクリニック.pp2-53,星和書店,2014.
7)日本摂食障害協会:拒食と過食の疑問に答えるQ&A.日本摂食障害協会,2019.
8)小原千郷,鈴木(堀田)眞理:神経性食欲不振症の患者家族に対する効率的な心理教育プログラムの開発—短期集中・情報提供型の家族教室.家族療法研究 27(1) : 82-89, 2010.
9)日本摂食障害協会:チームで取り組む摂食障害治療・支援ガイドブック 第2版.日本摂食障害協会,2020.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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