icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻3号

2021年03月発行

文献概要

特集 ライフステージでみる女性診療at a glance!—よくあるプロブレムを網羅しピンポイントで答えます。 【Ⅱ章】ライフステージ別 よくあるプロブレム ▼更年期以降(60代以降)

骨粗しょう症—「ビスホスホネート(BP)製剤」は、どれくらいの期間継続してもいいですか? 休薬した場合の治療の考え方は?

著者: 伊東昌子1

所属機関: 1放送大学 長崎学習センター

ページ範囲:P.338 - P.339

文献購入ページに移動
BP製剤の投与方法(経口剤か注射剤か)と投与期間、骨折の有無と骨密度により、「骨折リスク」と「長期投与リスク」の両面から評価し、休薬の必要性を判断する。休薬後の治療再開については、「骨代謝マーカー上昇」や「骨密度減少」が指標となる。

参考文献

1)McClung M, et al : Bisphosphonate therapy for osteoporosis ; benefits, risks, and drug holiday. Am J Med 126(1) : 13-20, 2013. PMID 23177553
2)Ro C, et al : Bisphosphonate drug holiday ; choosing appropriate candidates. Curr Osteoporos Rep 11(1) : 45-51, 2013. PMID 23296595
3)Adler RA, et al : Managing Osteoporosis in patients on long-term bisphosphonate treatment ; report of a task force of the American society for Bone and Mineral Research. J Bone Miner Res 31(1) : 16-35, 2016. PMID 26350171

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?