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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻4号

2021年04月発行

文献概要

特集 消化器診療“虎の巻”—あなたの切実なギモンにズバリ答えます! 【肝胆膵】

Q16 健診で指摘された肝障害。どう対応したらよい?

著者: 重福隆太1

所属機関: 1三重大学医学部附属病院 消化器・肝臓内科

ページ範囲:P.459 - P.461

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肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、健診で初めて異常を指摘される機会も多く、初診時に肝硬変や肝細胞癌の診断に至る場合もある。日常診療で遭遇する肝障害の多くは、脂肪性肝疾患(アルコール性、非アルコール性)および薬剤性肝障害である。一方、健診で初めて診断されるウイルス性肝炎や自己免疫性肝疾患も存在する。肝障害をみた場合には、生活習慣病としてフォローするのか、専門医へ紹介するのかを判断する必要がある。

参考文献

1)日本消化器病学会,他(編):NAFLD/NASH診療ガイドライン2020,改訂第2版.南江堂,2020.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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