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文献詳細

雑誌文献

総合診療31巻4号

2021年04月発行

文献概要

特集 消化器診療“虎の巻”—あなたの切実なギモンにズバリ答えます! 【肝胆膵】

Q23 たまたま採血したらHBs抗原陽性。どのタイミングで肝臓専門医に紹介したらよい?

著者: 奥瀬千晃1

所属機関: 1川崎市立多摩病院 総合診療内科

ページ範囲:P.476 - P.478

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HBs抗原はB型肝炎ウイルス(hepatitis B virus:HBV)粒子の表面を覆う蛋白質であり、通常ではHBs抗原が陽性ということは、HBVに感染しているということを意味する。HBV感染は多彩な病態を呈するので、HBs抗原が陽性と判明した時点で専門医に紹介してよいが、折角の機会なので少々踏み込んだ病態精査をしてから診療を依頼できるように整理してみよう。
 
※p. 477 「表2|HBV持続感染者における治療対象(文献1より)」については,2次利用の許諾を得ておりませんので冊子体のみの掲載となります.

参考文献

1)日本肝臓学会,他(編):B型肝炎治療ガイドライン,第3.3版.p14,2021.
2)日本肝臓学会,他(編):C型肝炎治療ガイドライン,第8版.2020.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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