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特集 臨床医のための 進化するアウトプット—学術論文からオンライン勉強会、SNSまで 【Ⅱ章】アウトプットのための「オンライン」活用法—君に届けたい“声”のかたち
発信メディアとしての「Podcast」の魅力
著者: 藤沼康樹1
所属機関: 1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
ページ範囲:P.608 - P.611
文献購入ページに移動 Podcastは、2005年頃から北米で草の根的に始まった音声コンテンツのインターネット配信の仕組みを起源とし、のちにApple社のデジタルオーディオプレーヤーiPodと、放送を意味するbroadcastを合わせて「Podcast」と呼ばれるようになりました。当初はiPodなどに音声コンテンツを自由にダウンロードして聴くことが前提でしたが、現在ではSpotify®やAmazon Musicなどの音楽プラットフォーム上でストリーミング形式で聴くことも含まれています。簡単に言うと、いつでもどこでも聴くことのできるインターネット上の「ラジオ番組」のようなものです。
当初はテック系のマニアだけが楽しむようなサブカルチャーの一種と捉えられていて、広くは普及していなかったようですが、2010年代に入って、スマートフォンの普及やPodcast専用アプリが開発されたことに伴い、急速に利用者が増えてきました。特にこの数年は、米国で爆発的に人気が広がっており、スマートスピーカーや完全ワイヤレスイヤホンの普及が、それに拍車をかけているようです。日本でも急速に注目されてきており、番組数もかなり増加していて、医学医療系の番組も増えています。
当初はテック系のマニアだけが楽しむようなサブカルチャーの一種と捉えられていて、広くは普及していなかったようですが、2010年代に入って、スマートフォンの普及やPodcast専用アプリが開発されたことに伴い、急速に利用者が増えてきました。特にこの数年は、米国で爆発的に人気が広がっており、スマートスピーカーや完全ワイヤレスイヤホンの普及が、それに拍車をかけているようです。日本でも急速に注目されてきており、番組数もかなり増加していて、医学医療系の番組も増えています。
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