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特集 この診断で決まり!High Yieldな症候たち—見逃すな!キラリと光るその病歴&所見 【CASE】
⑩ 外耳道後壁の感覚過敏
著者: 原田拓1
所属機関: 1昭和大学江東豊洲病院 総合診療科
ページ範囲:P.712 - P.712
文献購入ページに移動患者:52歳、女性。
数週間前から生じる進行性の右耳鳴りの精査で紹介受診となった。
診察上、明らかな異常は見られなかったが、患者さんからは右耳の後ろあたりがしびれる感じがあるという訴えがあった。
数週間前から生じる進行性の右耳鳴りの精査で紹介受診となった。
診察上、明らかな異常は見られなかったが、患者さんからは右耳の後ろあたりがしびれる感じがあるという訴えがあった。
参考文献
1)Grey P : The clinical significance of the communicating branches of the somatic sensory supply of the middle and external ear. J Laryngol Otol 109(12) : 1141-1145, 1995. PMID 8551142
2)Mehta GU, et al : Effect of vestibular schwannoma size and nerve of origin on posterior external auditory canal sensation ; a prospective observational study. Otol Neurotol 41(9) : e1145-e1148, 2020. PMID 32925858
3)Matthies C, et al : Management of 1000 vestibular schwannomas(acoustic neuromas) ; clinical presentation. Neurosurgery 40(1) : 1-9 ; discussion 9-10, 1997. PMID 8971818
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