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特集 この診断で決まり!High Yieldな症候たち—見逃すな!キラリと光るその病歴&所見 【CASE】
⑳ アナフィラキシーが集団発生?
著者: 阿部昌文1
所属機関: 1洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
ページ範囲:P.725 - P.725
文献購入ページに移動患者:20歳台、男性。
昼食に鉄火丼を食べたところ、摂取後30分ほどして頭痛、嘔気、呼吸困難が出現し、皮膚も紅潮してきたため受診。来院時ショックバイタルであったため、マグロによるアナフィラキシーショックとして初期対応を受けた。
これまでにマグロ摂取でアレルギー症状が出現したことはない。一緒に食事をした友人3人も同様の症状で他院に救急搬送されていた。なお、行きつけの海鮮丼屋だったが、今日は普段と違って鉄のような味がしたとのこと。
昼食に鉄火丼を食べたところ、摂取後30分ほどして頭痛、嘔気、呼吸困難が出現し、皮膚も紅潮してきたため受診。来院時ショックバイタルであったため、マグロによるアナフィラキシーショックとして初期対応を受けた。
これまでにマグロ摂取でアレルギー症状が出現したことはない。一緒に食事をした友人3人も同様の症状で他院に救急搬送されていた。なお、行きつけの海鮮丼屋だったが、今日は普段と違って鉄のような味がしたとのこと。
参考文献
1)藤井建夫:アレルギー様食中毒.日食微誌23(2) : 61-71, 2006.
2)Hungerford JM : Scombroid poisoning ; a review. Toxicon 56(2) : 231-243, 2010. PMID 20152850
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