文献詳細
特集 メンタルヘルス時代の総合診療外来—精神科医にぶっちゃけ相談してみました。
【各論2】総合診療医から精神科医への“ぶっちゃけ”相談集
Q6 外来の初診で「メンタルがやられて眠れないので薬が欲しい」という30代の男性がやってきました。どう考えたらよいでしょうか?
著者: 塚原美穂子
ページ範囲:P.995 - P.998
文献概要
本タイトルの訴えには、「メンタルがやられている」「眠れない」「薬が欲しい」の3つの要素があり、互いに関連があるようでいて、実はそれぞれ独立した内容である。「メンタルがやられた→(そのため)眠れない→(だから)薬が欲しい」という困りごとに対し、患者自身のアセスメントが行われている。どれも主訴であるが、どれが困りごとの核心なのかについて医療者がアセスメントを行うには、その内訳を知る必要がある。
参考文献
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