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#総合診療
#書評:大人のトラウマを診るということ—こころの病の背景にある傷みに気づく
著者: 福田正人1
所属機関: 1群馬大大学院・神経精神医学
ページ範囲:P.1026 - P.1026
文献購入ページに移動 「200頁以上の症例集部分は退屈するのでは」、そうした予想はすぐに裏切られた。「あぁ、やはりこう考えていいんだ」、読みながら繰り返しそう思い、「どのくらいの精神科医が同じように考えるだろうか」、読み終えた今そう考えている——。
こう書いたのは、6年前の『大人の発達障害を診るということ』(医学書院、2015)の書評であった。今、同じことを、トラウマについて感じている。「トラウマをそこまで拾い上げて診るのだ」と感じた箇所がいくつもあった。それは、「日々の臨床は、発達障害やトラウマを考えずには行えないのではないかというのが実感である」という、編者らの思いに基づいている。
こう書いたのは、6年前の『大人の発達障害を診るということ』(医学書院、2015)の書評であった。今、同じことを、トラウマについて感じている。「トラウマをそこまで拾い上げて診るのだ」と感じた箇所がいくつもあった。それは、「日々の臨床は、発達障害やトラウマを考えずには行えないのではないかというのが実感である」という、編者らの思いに基づいている。
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