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文献詳細

雑誌文献

総合診療32巻10号

2022年10月発行

文献概要

Editorial

「処方カスケード」のクリニカルパールズ

著者: 鈴木智晴1 徳田安春2

所属機関: 1社会医療法人 仁愛会 浦添総合病院 病院総合内科 2臨床研修病院群 プロジェクト群星沖縄

ページ範囲:P.1185 - P.1185

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本特集はポリファーマシーの一形態である「処方カスケード」について特集しました。処方カスケードに着目したのは、院内の「ポリファーマシーカンファレンス」という、薬剤師と医師が集まり、患者さんの薬剤を最適化するために相談する定例会議がきっかけでした。カンファレンスでは処方カスケードが見つかることが多く、常に問題意識を持っていました。同時に、介入を行う意義も大きいと考え、今回処方カスケードを取り上げた次第です。
 本特集では錚々たる著者の先生方にご寄稿を依頼しました。ご執筆の先生方のお原稿に共通していたことは、プロブレムに対する鑑別診断を列挙するという、診療のエッセンスを大切にすることと、処方した薬に責任を持ち、自分の処方を含め厳しく見直すメタ認知の重要性でした。

参考文献

1)Silverman, M, et al : The Quotable Osler. American College of Physicians, Philadelphia, 2007.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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