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特集 えっ、これも!? 知っておきたい! 意外なアレルギー疾患 【総論】
総合診療医たるものアレルギー疾患を深く知るべし!
著者: 上田剛士1
所属機関: 1洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
ページ範囲:P.448 - P.450
文献購入ページに移動なぜ総合診療で“アレルギー”か?
アレルギー疾患はさまざまな主訴で、さまざまな科を受診します。気管支喘息(呼吸器科)、アトピー性皮膚炎(皮膚科)、アレルギー性鼻炎(耳鼻科)、アレルギー性結膜炎(眼科)などはその例です。しかし、アレルギー疾患は時として臓器横断的な疾患ですので、必ずしも身近に適切な該当科が見つかるわけではありません。その場合、アレルギー専門医への紹介も選択肢になると思いますが、膨大なアレルギー疾患患者に比してアレルギー専門医の数は非常に少ないのが現状です。
このような現実を考えると、アレルギー診療は、臓器横断的な診療が得意な“総合診療医の出番”と言えるのではないでしょうか?
アレルギー疾患はさまざまな主訴で、さまざまな科を受診します。気管支喘息(呼吸器科)、アトピー性皮膚炎(皮膚科)、アレルギー性鼻炎(耳鼻科)、アレルギー性結膜炎(眼科)などはその例です。しかし、アレルギー疾患は時として臓器横断的な疾患ですので、必ずしも身近に適切な該当科が見つかるわけではありません。その場合、アレルギー専門医への紹介も選択肢になると思いますが、膨大なアレルギー疾患患者に比してアレルギー専門医の数は非常に少ないのが現状です。
このような現実を考えると、アレルギー診療は、臓器横断的な診療が得意な“総合診療医の出番”と言えるのではないでしょうか?
参考文献
1)一般社団法人 日本アレルギー学会(監):アナフィラキシーガイドライン.2014. https://anaphylaxis-guideline.jp/pdf/guideline_slide.pdf
2)Simons FE, et al : Epinephrine absorption in adults ; intramuscular versus subcutaneous injection. J Allergy Clin Immunol 108(5) : 871-873, 2001. PMID 11692118
3)島根大学医学部付属病院ホームページ:https://www.med.shimane-u.ac.jp/h_docs/2021011800029/
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