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オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・63
腰痛+発熱+CRP高値➡何を疑う?
著者: 井上敢之12 川妻由和23 徳田安春4
所属機関: 1琉球大学病院 総合臨床研修・教育センター(初期研修部門) 2琉球大学病院 救急部 3琉球大学病院 沖縄県地域医療支援センター 4臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
ページ範囲:P.513 - P.517
文献購入ページに移動患者:87歳、男性。
主訴:腰痛、歩行不能、便失禁。
現病歴:受診2日前に腰痛を自覚、受診前日に歩行不能となり、本日便失禁・尿失禁が出現したため、当院に救急搬送された。腰痛は体動で惹起され、安静時痛なし。本日朝食まで通常通り摂取できている。
ROS:寒気あり、頭痛なし、鼻水なし、咳嗽なし、悪心・嘔吐なし、頻尿なし、排尿時痛なし。
既往歴:虚血性心疾患(PCI後)、大動脈弁狭窄症(生体弁置換術後)、うっ血性心不全、心房細動、変形性脊椎症。
嗜好歴:喫煙:1日10本×30年間。50歳で禁煙。飲酒:機会飲酒。
内服薬:エドキサバントシル塩酸水和水錠80mg、クロピドグレル錠75mg、カルベジロール錠10mg、フェブキソスタット錠20mg、ピタバスタチンカルシウム2mg、アゾセミド錠30mg、アルファカルシドールカプセル0.2μg。
生活歴:アパート2階に妻と2人暮らし。日常生活動作自立。
アレルギー歴:特記事項なし。
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