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文献詳細

雑誌文献

総合診療32巻6号

2022年06月発行

文献概要

特集 総合診療外来に“実装”したい最新エビデンス—My Best 3 【知っておきたい!Common Disease最新エビデンスMy Best 3】

❶高血圧—厳しすぎる血圧治療と薬物治療偏重、フレイルの低血圧の危険

著者: 名郷直樹1

所属機関: 1武蔵国分寺公園クリニック

ページ範囲:P.691 - P.693

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My BestエビデンスNo.1
降圧治療はどこまで厳しくなるのか?
 収縮期血圧110mmHgを目指す厳格治療は、130〜150mmHgの標準治療と比べて、心血管イベントが26%少ないというランダム化比較試験の結果が報告された。これは、公衆衛生の視点で脳卒中予防効果が明らかなことを示しているが、個々の患者に対しては、収縮期血圧が130mmHgでも高いという不安を引き起こすだけかもしれない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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