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特集 こんなところも!“ちょいあて”エコー—POCUSお役立ちTips! 【@病棟・手技】
⓬挿管×エコー
著者: 糟谷智史1 坂本壮2
所属機関: 1国保多古中央病院 内科 2国保旭中央病院 救急救命科
ページ範囲:P.968 - P.970
文献購入ページに移動一般的に挿管が成功したように思えて失敗している時には、食道挿管をしていることが多い。これに気づかず放置すると、低酸素脳症や心肺停止など不幸な結果を招いてしまうため、気管内に挿管できていることを手技の直後に確認することは非常に重要である。確認方法としては、呼吸音やチューブの曇り、胸郭の動きなどの身体所見に加えて、可能なら波形表示のある呼気中CO2モニターを用いることが推奨されているが、使用できない場所では波形表示のないCO2モニターや、比色式CO2検出機、食道挿管検出機、あるいは気管超音波検査で代用するようにと『JRC蘇生ガイドライン2020』で推奨されている1)。
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