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特集 総合診療・地域医療スキルアップドリル—こっそり学べる“特講ビデオ”つき! 【各論】スキルアップドリル 厳選42選—“特講ビデオ”つき 【血液】
⑮定期受診時に相談された「リンパ節腫脹」
著者: 小笹亮太郎1
所属機関: 1おざさクリニック
ページ範囲:P.1088 - P.1088
文献購入ページに移動Case 83歳、女性。杖歩行。不眠症・皮瘙痒症で開業医に通院中。処方薬がなくなったために受診した際に、右の鎖骨上にグリグリとしたしこりがあると相談を受けた。体調は普段と変わりなし。既往歴;胃潰瘍胃切除術、心臓ペースメーカー留置(基幹病院循環器科通院中)。
診察所見:身長150cm、体重38kg。体温36.2℃、血圧125/70mmHg、脈拍数60回/分・整。意識は普段どおり清明で、意思疎通は問題なく行える。右鎖骨上窩に指頭大の可動性のある平滑な腫瘤を複数触知する。超音波検査;直径8〜21mmで類円形、内部に正常リンパ節門構造を伴わず、周囲に血流増加を認めるリンパ節を複数認める。
診察所見:身長150cm、体重38kg。体温36.2℃、血圧125/70mmHg、脈拍数60回/分・整。意識は普段どおり清明で、意思疎通は問題なく行える。右鎖骨上窩に指頭大の可動性のある平滑な腫瘤を複数触知する。超音波検査;直径8〜21mmで類円形、内部に正常リンパ節門構造を伴わず、周囲に血流増加を認めるリンパ節を複数認める。
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