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文献詳細

雑誌文献

総合診療32巻9号

2022年09月発行

文献概要

特集 総合診療・地域医療スキルアップドリル—こっそり学べる“特講ビデオ”つき! 【各論】スキルアップドリル 厳選42選—“特講ビデオ”つき 【小児】

㉞「乳幼児健診」に関連する対応

著者: 樋口強1

所属機関: 1雲南市立病院 小児科

ページ範囲:P.1109 - P.1109

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Case 生後4カ月、女児。周産期情報;骨盤位であったため、在胎38週に産科診療所で選択的帝王切開で出生した。出生体重3,000gで、経過は母子とも問題なかった。
 予防接種で来院の際、「自治体の4カ月児健診の日に発熱があり、健診を受けられなかった。延期分の健診を予約できていないが、まだ大丈夫だろうか?」と、母親から相談があった。家族歴;母親は小児期に股関節疾患があった。
身体所見:体重7,000g、身長65.0cm。定頸は完了している。あやすと笑う。両側股関節に開排制限なし。大腿や鼠径の皮膚の皺は左右対称である。

参考文献

1)岡明,他:乳児健康診査における股関節脱臼一次健診の手引き—推奨項目の診かたと二次検診への紹介.平成27年度 日本医療研究開発機構研究費 生育疾患克服等総合研究事業,厚生労働省,2015.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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