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文献詳細

雑誌文献

総合診療33巻11号

2023年11月発行

文献概要

特集 —続・総合診療外来に“実装”したい—最新エビデンスMy Best 3 【各論】

⓱女性の更年期障害

著者: 吉持盾信1 森田修平2 小林駿介2 鳴本敬一郎3

所属機関: 1森町家庭医療クリニック 2菊川市家庭医療センター 3浜松医科大学 地域家庭医療学

ページ範囲:P.1331 - P.1333

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「エクオール」は、腸内細菌によりイソフラボンから産生される植物性エストロゲンであり、食品として販売されているため誰でも摂取可能である。閉経期におけるエクオールの摂取は「ホットフラッシュ」を統計学的に有意に減少させるが、その臨床的意義は限定的である。

参考文献

1)Setchell KD, et al : The clinical importance of the metabolite equol-a clue to the effectiveness of soy and its isoflavones. J Nutr 132(12):3577-3584, 2002. PMID 12468591
2)Andrews R, et al : Evaluating the effects of symptom monitoring on menopausal health outcomes ; a systematic review and meta-analysis. Front Glob Womens Health 2 : 757706, 2021. PMID 34927137
3)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2023.日本産科婦人科学会,2023.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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