icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療33巻2号

2023年02月発行

オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・73

腹水の原因は?

著者: 森本龍馬1 水谷ゆうな1 徳田安春2

所属機関: 1沖縄県中部徳洲会病院 消化器内科 2臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター

ページ範囲:P.229 - P.231

文献概要

CASE
患者:70代、男性。職業は元警察官で、現在無職。
主訴:嘔気、腹部膨満感。
現病歴:1カ月前から腹部膨満感が出現、徐々に悪化していき、3週間前からは嘔気・嘔吐を伴うようになってきたため当院を受診。食欲低下や体重減少は認めておらず、排便は軟便を連日認めていた。
既往歴:高血圧、脂質異常症、前立腺肥大症、高尿酸血症。
内服薬:アムロジピンべシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム配合錠、フェブキソスタット、デュタステリドカプセル。
生活歴:喫煙なし。飲酒なし。
家族歴:特記事項なし。結核なし。
アレルギー:なし。

参考文献

1)清田雅智(監),上田剛士(編),髙岸勝繁(著):ホスピタリストのための内科診療フローチャート,第2版—専門的対応が求められる疾患の診療の流れとエビデンス.pp230-231,シーニュ,2019. 〈腹水の鑑別について〉
2)岡崎和一:免疫異常.専門医のための消化器病学,第3版[下瀬川徹(監)・他,木下芳一(編)・他].p630,医学書院,2021. 〈IgG4関連疾患について〉

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら