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オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・75
若年男性の倦怠感
著者: 上原里依1 平良翔吾1 徳田安春2
所属機関: 1友愛医療センター 内科 2臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
ページ範囲:P.497 - P.500
文献購入ページに移動患者:39歳、男性、ダンサー。
主訴:全身倦怠感、関節痛。
既往歴:特になし。
家族歴:特記事項なし。
内服歴:定期内服なし。輸血歴:なし。
飲酒歴:ワイン1杯 /月。喫煙歴:なし。
その他:ピアスなし、刺青なし。
現病歴:受診4週間ほど前から倦怠感を自覚するようになった。しかし、日常的に体を動かす職業で、過労によるものだと思い様子をみていた。次第に疲労感が強くなり、全身の関節のこわばりを自覚するようになった。症状は特に朝方や、安静からの動き出し始めに強かった。その後、事務作業ですら臥位でないとできないほど症状の悪化を認め、近医を受診して、精査目的に当院を紹介受診した。
当院受診時には症状はピークを越えて改善傾向にあり、軽度の倦怠感のみ持続していた。経過中に発熱や呼吸器症状、消化器症状は認めなかった。
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