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#総合診療
#書評:—これでわかる!—抗菌薬選択トレーニング—感受性検査を読み解けば処方が変わる
著者: 青木眞
所属機関:
ページ範囲:P.854 - P.854
文献購入ページに移動 2016年5月に開催された先進国首脳会議、通称「伊勢志摩サミット」で薬剤耐性(AMR)の問題が取り上げられ、当時の塩崎恭久厚生労働大臣のイニシアチブのもと、さまざまな企画が立ち上げられた。国立国際医療研究センターにある国際感染症センターの活動も周知のとおりである。
にもかかわらず、広域抗菌薬の代表とも言えるカルバペネム系抗菌薬の消費が、日本だけで世界の7割を占めるという状況から、(一部の意識の高い施設を除いて)大きく変わった印象が現場に少ない。もちろん、最大の原因は「感染症診療の原則とその文化」の広がりが均一でないことによる。
にもかかわらず、広域抗菌薬の代表とも言えるカルバペネム系抗菌薬の消費が、日本だけで世界の7割を占めるという状況から、(一部の意識の高い施設を除いて)大きく変わった印象が現場に少ない。もちろん、最大の原因は「感染症診療の原則とその文化」の広がりが均一でないことによる。
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