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ゲストライブ〜Improvisation〜・23
療育は原石の中に“宝石”を見出す冒険—発達障害の子と母親を育てる「治療教育」
著者: 河島淳子1 片岡仁美2
所属機関: 1京都大学 医学教育・国際化推進センター 2トモニ療育センター
ページ範囲:P.1015 - P.1025
文献購入ページに移動河島氏は小児科医だった。しかし、わが子が知的障害を伴う自閉症だったことから、子育てに専念。その後、療育センターを開設して30年、全国から800人余の発達障害をもつ子と母親らが切なる想いで訪れている。氏は、「言葉」や「数」を教えることを重視してきた。また、「家庭療育」でも質の高い教育と育児を行うことを重んじ、「母親」を支援してきた。自身が自閉症児を育てた経験に基づく信念からである。医師で2児の母でもある片岡氏が、親子の“生きる力”と心を育てる河島氏の「療育」の真髄を聞いた。(編集室)
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