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投稿 総合診療外来・在宅
当院での発熱外来の取り組み
著者: 新宅将之1
所属機関: 1新宅医院 内科・精神科
ページ範囲:P.1130 - P.1133
文献購入ページに移動 COVID-19感染状況のピークの度に発熱外来は混雑を極め、十分な診療体制の構築が困難になっていた。そのため、2022(令和4)年からCOVID-19を強く疑った場合には、検査なしで「みなし陽性」ができる制度まで導入された。しかしオミクロン株はほぼ自然治癒が見込まれるため、致死率の高いデルタ株流行期とは異なる他疾患を見逃さない診療がさらに重要になった。これらをふまえ、本稿ではCOVID-19と鑑別を要した3症例を通じて、当院での発熱外来の活動報告を行う。
参考文献
1)Aalbers J, et al : Predicting streptococcal pharyngitis in adults in primary care ; a systematic review of the diagnostic accuracy of symptoms and signs and validation of the Centor score. BMC Med 9 : 67, 2011. PMID 21631919
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