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文献詳細

雑誌文献

総合診療34巻1号

2024年01月発行

文献概要

特集 —“体験型”臨床クイズで習得する!—フィジカル診断エクセレンス

—❶呼吸器—急性呼吸不全

著者: 名嘉祐貴12 平島修12

所属機関: 1徳洲会奄美ブロック総合診療研修センター 2名瀬徳洲会病院内科

ページ範囲:P.22 - P.24

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臓器システムと疾患の背景
急性呼吸不全は緊急度が高く、満足にフィジカルをとりづらいと思われるかもしれない。しかし「緊急度」の判断にこそ、視診や触診などの簡便な身体診察が有用であり、さらには「診断」につながる鍵となる。早速、ケースを追体験してみよう。

参考文献

1)Steven McGee. 2018/徳田安春(総監訳):マクギーのフィジカル診断学,原著第4版.診断と治療社,2019.
2)日本神経学会(監修):重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン2022.南江堂,2022.
3)Cabrera Serrano M, et al : Causes and outcomes of acute neuromuscular respiratory failure. Arch Neurol 67(9) : 1089-1094, 2010. PMID 20837853 〈NMDによる急性呼吸不全で人工呼吸器管理を必要とした患者の特徴をまとめた報告〉
4)Mehta S : Neuromuscular disease causing acute respiratory failure. Respir Care 51(9) : 1016-1021, 2006. PMID 16934165 〈NMDによる呼吸不全の病態生理から管理までよくまとまった総説〉
5)米澤直樹,他:呼吸不全への診断アプローチ—神経筋疾患をいつ疑い,どう診断するか.INTENSIVIST 8(4) : 755-767, 2016. 〈ICUの呼吸不全患者におけるNMDの診断アプローチ・管理法がまとめられている〉
6)平島修:繰り返す肺炎で入院中の70代男性.medicina 54(5) : 601-602, 2017. 〈ALS患者の頸部筋力低下を“首すわらないサイン”として紹介している〉

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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