文献詳細
#総合診療
文献概要
10年前にも本書の書評を書いた。その際の感想をまとめると、本書はシステム2的な分析的推論を行うための当時最強のツールであり、EBM実践のためのクイックなデータブックである、であった。臨床疫学の各論必携本と呼んでもよい。
あれから10年、われわれジェネラリストが待っていた第2版がついに出た。待ちこがれていた理由は、医学は日進月歩で変化し発展するからだ。新たな疾患概念や病歴、身体所見、そして診断検査のデータを供給する論文が無数に出版されている。第2版では3万もの論文のなかから、新しくかつ重要な情報を追加してくれている。
あれから10年、われわれジェネラリストが待っていた第2版がついに出た。待ちこがれていた理由は、医学は日進月歩で変化し発展するからだ。新たな疾患概念や病歴、身体所見、そして診断検査のデータを供給する論文が無数に出版されている。第2版では3万もの論文のなかから、新しくかつ重要な情報を追加してくれている。
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