文献詳細
文献概要
#総合診療
#書評:—病態生理と神経解剖からアプローチする—レジデントのための神経診療
著者: 江原淳1
所属機関: 1東京ベイ・浦安市川医療センター総合内科
ページ範囲:P.201 - P.201
文献購入ページに移動 神経診療は難しく、苦手意識のある医師は多い。
なぜ難しく苦手と感じるのか? 一つに、神経領域の幅広さがあると思う。解剖学的にも、脳・脊髄・末梢神経、神経筋接合部・筋などと多彩であり、病態的にも血管障害・感染症・自己免疫・変性など幅が広く、その組み合わせで膨大な疾患が存在する。誰しもその疾患数や領域の広さに圧倒され、特に神経内科を専門領域とする者以外にとって、「これをすべて勉強しきることは無理だ。専門科に任せよう」という気持ちになるのもわからなくはない。
なぜ難しく苦手と感じるのか? 一つに、神経領域の幅広さがあると思う。解剖学的にも、脳・脊髄・末梢神経、神経筋接合部・筋などと多彩であり、病態的にも血管障害・感染症・自己免疫・変性など幅が広く、その組み合わせで膨大な疾患が存在する。誰しもその疾患数や領域の広さに圧倒され、特に神経内科を専門領域とする者以外にとって、「これをすべて勉強しきることは無理だ。専門科に任せよう」という気持ちになるのもわからなくはない。
掲載誌情報