icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療34巻4号

2024年04月発行

文献概要

特集 困ったときの漢方—この症状に役立ちます! 【座談会】

—漢方初心者Q&A—「漢方薬を使ってみたい!」と思うあなたへ

著者: 千福貞博12 幕内安弥子3 鈴木富雄45

所属機関: 1センプククリニック 2大阪医科薬科大学臨床教育 3大阪公立大学 総合診療科/総合医学教育学 4大阪医科薬科大学地域総合医療科学寄附講座 5大阪医科薬科大学附属病院総合診療科

ページ範囲:P.368 - P.376

文献購入ページに移動
総合診療に携わると、臓器中心の症候学的な鑑別診断では全体像が捉えにくい「未分化な訴え」や、焦点を絞りにくい「不定愁訴的な症状」に出合うことが多い。これらに対して西洋医学のアプローチではしばしば功を奏せず、東洋医学の観点に立った漢方薬でピタリと決まることがある。
これから漢方を始めたい読者、漢方を使い始めているけれども正しく使えているか自信のない読者に、本座談会をお贈りする。(鈴木富雄)

参考文献

1)新見正則:本当に今日からわかる漢方薬シリーズ① 鉄則モダン・カンポウ—モダン・カンポウのよりよい使い方の知恵を鉄則としてまとめました。新興医学出版社、2012.
2)寺澤捷年:症例から学ぶ和漢診療学 第3版、医学書院、2012.
3)寺澤捷年:和漢診療学—あたらしい漢方.岩波書店、2015.
4)千福貞博・福原慎也:漢方医学的診断;知っておきたい漢方診療〜腹診実技編〜.ツムラmedical site,2024. https://medical.tsumura.co.jp/library/gairon05(2024年2月8日閲覧)
5)長谷川弥人,他(編):漢方製剤 活性の手引き—証の把握と処方鑑別のために.株式会社 協和メドインター,2012.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら