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特集 困ったときの漢方—この症状に役立ちます!
【各論 この症状で「困った!」ときの漢方の使いドコロ!】
文献概要
こんなときに漢方を使ってみよう! 冷え性、寒がりというのは、一般臨床では比較的よく聞かれる訴えであるが、現代医学的にはそもそも病気というほどでもなく、一部の疾患に伴うもの以外は特別な治療法というものも存在しない。しかし、こういう総体的な症状というのは、漢方治療が有用であることが多い。本稿では冷え・寒がりに加えて、多汗症、「寒がりなのに汗をかく」という訴えについても述べる。
参考文献
1)伊藤剛:冷え症と自律神経.自律神経 59(1) : 10-15, 2022.
2)新藤和雅:冷え症と自律神経.自律神経 60(2): 71-75, 2023.
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