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文献詳細

雑誌文献

総合診療34巻4号

2024年04月発行

文献概要

特集 困ったときの漢方—この症状に役立ちます! 【各論 この症状で「困った!」ときの漢方の使いドコロ!】

❼皮膚炎が治らない

著者: 夏秋優1

所属機関: 1兵庫医科大学皮膚科学

ページ範囲:P.410 - P.412

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こんなときに漢方を使ってみよう! 原因不明の慢性湿疹(アトピー性皮膚炎を含む湿疹・皮膚炎群)では、抗ヒスタミン薬内服にステロイド薬外用といった標準的な西洋医学的治療で難治性に経過することが少なくない。そんなとき、漢方治療は症状や体質の改善に役立つことが期待できる。

参考文献

1)夏秋優:皮膚科領域における漢方薬の使い方.MB Derma 131 : 1-6, 2007. 〈皮膚疾患に対する漢方治療の考え方、漢方薬の選び方について述べた〉
2)高橋邦明:皮膚疾患の漢方治療総論—中医学的理論を基礎として.皮膚 39(1) : 1-23, 1997. 〈中医学的理論の視点から皮膚疾患の漢方治療についての総論が述べられている〉
3)小林裕美:アトピー性皮膚炎の漢方治療.MB Derma 131 : 19-26, 2007. 〈難治性アトピー性皮膚炎に対する食養生と漢方薬による治療法を解説している〉
4)夏秋優:成人アトピー性皮膚炎における冷水負荷サーモグラフィを用いた十全大補湯の効果の検討.皮膚の科学 9(Suppl. 15) : 76-79, 2010. 〈冷えを伴うアトピー性皮膚炎に対する十全大補湯の有効性を示した〉

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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