icon fsr

文献詳細

雑誌文献

総合診療34巻4号

2024年04月発行

文献概要

特集 困ったときの漢方—この症状に役立ちます! 【各論 この症状で「困った!」ときの漢方の使いドコロ!】

⓫在宅医療や終末期に使える漢方薬は?

著者: 樫尾明彦1

所属機関: 1給田ファミリークリニック

ページ範囲:P.424 - P.428

文献購入ページに移動
こんなときに漢方を使ってみよう! 高齢者の在宅医療や終末期において、西洋医学的アプローチが困難となった場合に、漢方薬投与により症状が改善すれば、患者の苦痛を緩和できて在宅療養が継続できる可能性がある。

参考文献

1)第2回在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ:在宅医療の現状について.厚生労働省,2022. https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000909712.pdf
2)Lunney JR, et al : Profiles of older medicare decedents. J Am Geriatr Soc 50(6) : 1108-1112, 2002. PMID 12110073
3)関口健二:「終末期」と見なす適切な時期とは? 週刊医学界新聞,医学書院,2017年2月6日. https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2017/PA03210_03
4)藤沼康樹:今なぜ,下降期慢性疾患なのか? 総合診療 30(6) : 656-658, 2020.
5)Fried LP, et al : Frailty in older adults; evidence for a phenotype. J Gerontol A Biol Sci Med Sci 56(3) : M146-M156, 2001. PMID 11253156
6)荒井秀典,他:[座談会]高齢者診療にたずさわる全ての医療者が知っておきたいサルコペニアとフレイル.週刊医学界新聞,2017年3月20日. https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2017/PA03216_01
7)Kimura Y, et al : Ninjin'yoeito for symptoms of frailty; successful treatment of three cases. Traditional & Kampo Medicine 6(1) : 37-40, 2019.
8)Ezaki H, et al : Effects of mokuboito, a Japanese Kampo medicine, on long-term clinical outcomes in patients with heart failure. Traditional & Kampo Medicine 9(1) : 49-56, 2022.
9)Yaku H, et al: Rationale and study design of the GOREISAN for heart failure (GOREISAN-HF) trial; a randomized clinical trial. Am Heart J 260 : 18-25, 2023. PMID 36841318

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら