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#総合診療
#書評:はじめての漢方診療十五話[WEB動画付] 第2版/はじめての漢方診療ノート 第2版 フリーアクセス
著者: 貝沼茂三郎1
所属機関: 1富山大学附属病院 和漢診療科
ページ範囲:P.447 - P.447
私が三潴忠道先生から『はじめての漢方診療 十五話』に書かれている内容について直接講義を受けたのは25年前のことである。当時の資料は現在の『はじめての漢方診療ノート』に掲載されている図表の一部が印刷されたもので、三潴先生の診療が終わってから連夜直接講義を受けたことを今でも懐かしく覚えている。そして現在、私が漢方に傾倒するための基礎をしっかり築くことができたのは、この連日の講義のおかげである。そのため、その時の講義内容が『はじめての漢方診療 十五話』という形で書籍になってから、私は自身が行う勉強会のテキストとして本書を使用し、自分1人で読んだ回数も含めるとこの書籍には相当な回数お世話になってきた。そこで、第2版ではどのように改訂されたのか、わくわくしながら拝読した。
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