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文献詳細

雑誌文献

総合診療34巻5号

2024年05月発行

文献概要

特集 —優柔不断にサヨウナラ!—あなたの「臨床判断」を高めるケーススタディ11選 【各論:「意思決定表」を用いた場面別ロジカルアプローチ】 「診療の場/状況別」臨床判断ケーススタディ

❻病名告知—する? しない?

著者: 柏木秀行1

所属機関: 1飯塚病院 連携医療・緩和ケア科

ページ範囲:P.551 - P.555

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 「令和の時代にもなって、病名告知をしないなんて選択肢はあるの!?」。タイトルを読まれて、若手の先生はそのように感じられたかもしれません。でも、「きちんと病名を告知し、患者さんがベストの治療選択をできるようにするべし!」なんて正論を振りかざすだけでは、渡り合っていけないのがリアルワールドだったりします。時々経験する「病名告知をする vs しない」という臨床判断について、何が私たちを悩ませているのでしょうか? そして、患者・家族本位で考えると、この問題にどのようにアプローチできるでしょうか? 本稿では、それを整理してみます。

参考文献

1)Buckman R : Breaking bad news ; why is it still so difficult? Br Med J (Clin Res Ed) 288(6430) : 1597-1599, 1984. PMID 6426658

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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