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文献詳細

雑誌文献

総合診療34巻5号

2024年05月発行

投稿 GM Report

若手総合診療医としてJMATでの能登派遣を振り返って—災害医療に活かせる総合診療とは?

著者: 赤澤英将13 大塚勇輝1 藤原真治2 片岡仁美4 大塚文男1

所属機関: 1岡山大学学術研究院 医歯薬学域総合内科学 2美馬市国民健康保険木屋平診療所 3医療法人 思誠会 渡辺病院 4京都大学医学教育・国際化推進センター

ページ範囲:P.560 - P.563

文献概要

 「生きてるよ!ありがとう!!」
 2024年1月1日、能登半島地震発災。能登半島北部の実家に帰省中で連絡のつかなかった大学時代の親友から上記の返信があったのは、1月2日の深夜でした。これほどまでに同年代の身近な人の死を意識し、その生存から安堵したことはなく、災害は親しい人を予告なく奪い去りうる事象なのだと改めて感じました(図1)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2188-806X

印刷版ISSN:2188-8051

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