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突然死の原因は?
著者: 島垣俊理1 加藤爾1 廣瀬保夫1 吉村宣彦2
所属機関: 1新潟市民病院 救命救急・循環器病・脳卒中センター 2新潟市民病院 放射線診断科
ページ範囲:P.579 - P.580
文献購入ページに移動患者:30代、男性。
現病歴:突然物音がしたため家族が様子を見に行くと倒れており、呼びかけても反応がなく、救急要請された。
救急隊接触時は心肺停止状態であり、初期波形はPEA(無脈性電気活動)であった。
心肺蘇生、アドレナリン投与が行われるも、搬送中に心静止へ移行した。
当院搬送後も自己心拍の再開はなく、救急外来で死亡を確認した。
既往歴:知的障害、てんかん。
内服薬:バルプロ酸ナトリウム。
検査:死因検索を目的に、全身CTを施行した(図1、2)。
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