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特集 医師のウェルビーイング 【個人で取り組むウェルビーイング】
❼コラム「病体験からのワークスタイルチェンジ、健康観の変化」—①病と仕事と家族と私
著者: 水谷民奈1
所属機関: 1医療法人社団静岡健生会 浜松佐藤町診療所
ページ範囲:P.690 - P.692
文献購入ページに移動 私は現在、地方都市の診療所所長として勤務しています。2022年11月に右乳がん手術(右乳房全摘+腋窩リンパ節郭清)を受け、現在(執筆時)は抗がん薬内服治療を受けています。
それまで、私自身は生来健康でした。一方で、夫は医師になってから3回も入院歴があります。私は夫を支えるケアラーとして、仕事はほどほどで家事育児に忙しい毎日を送っていました。
それまで、私自身は生来健康でした。一方で、夫は医師になってから3回も入院歴があります。私は夫を支えるケアラーとして、仕事はほどほどで家事育児に忙しい毎日を送っていました。
参考文献
1)国立がん研究センター:がん情報サービス. https://ganjoho.jp/public/index.html(2024年5月13日閲覧)
2)村上靖彦:客観性の落とし穴.筑摩書房,2023. 〈客観的な統計データと偶然性・個別性との関係性について問題提起し、患者ごとに病の意味は異なることを指摘している〉
3)Burkeman O, 2012/下隆全(訳):ネガティブ思考こそ最高のスキル.河出書房新社,2023. 〈ポジティブ思考に疲れを感じる人でも幸福への道が開ける考え方を指南している〉
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