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特集 どうする!? 健診異常—これってホントに異常なの? どう説明する? 【総論】
❸ 当科の人間ドックにおける女性医師の取り組み
著者: 齋田瑞恵1
所属機関: 1順天堂大学医学部 総合診療科学講座
ページ範囲:P.767 - P.769
文献購入ページに移動 2021年の世界ジェンダーギャップレポートによれば、日本のジェンダーギャップ指数は世界的に低い水準にあり、依然として改善の余地があります。2021年のレポートでは、日本は153カ国中111位でした。これは、前年の2020年に比べて5つ順位が上がった結果ではありますが、まだまだジェンダーギャップの解消に向けての取り組みが必要とされています。
ジェンダーギャップを埋めるというのは、女性が男性と“同じ”になることではありません。女性と男性がそれぞれ携える“性差”を十分に生かし支え合うことにほかなりません。
ジェンダーギャップを埋めるというのは、女性が男性と“同じ”になることではありません。女性と男性がそれぞれ携える“性差”を十分に生かし支え合うことにほかなりません。
参考文献
1)日本医師会男女共同参画委員会:女性医師の勤務環境の現況に関する調査報告書. https://www.med.or.jp/joseiishi/wp-content/uploads/2018/10/2018hikakusyosai.pdf
2)Kudo Y, et al : J Occup Health 48(6) : 504-513, 2006. PMID 17179644
3)Desvaux G, et al : Women Matter ; Gender diversity, a corporate performance driver. McKinsey & Company, 2007. (2024年5月27日閲覧)
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