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文献概要
特集 ストーン・ウォーズ 果てしなき“石”と医師との闘い 【疾患別各論〜レアな疾患群】
⓭開腹創瘢痕内異所性骨化
著者: 矢吹拓1
所属機関: 1国立病院機構 栃木医療センター 内科
ページ範囲:P.921 - P.921
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患者:68歳、男性。
既往歴:胃部分切除術。
現病歴:慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease : COPD)で外来に定期通院中。ある日の診察で、腹部正中の手術痕に一致して硬い隆起を認めた(図1)。自覚症状はない。隆起は触診でかなり硬く、呼吸性変動を伴った。以前撮像していたCT画像(図2)で、剣状突起から隆起部位まで骨化が連続しており、「開腹創瘢痕内異所性骨化」と診断した。
患者:68歳、男性。
既往歴:胃部分切除術。
現病歴:慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease : COPD)で外来に定期通院中。ある日の診察で、腹部正中の手術痕に一致して硬い隆起を認めた(図1)。自覚症状はない。隆起は触診でかなり硬く、呼吸性変動を伴った。以前撮像していたCT画像(図2)で、剣状突起から隆起部位まで骨化が連続しており、「開腹創瘢痕内異所性骨化」と診断した。
参考文献
1)Kim J, et al : Heterotopic ossification developing in surgical incisions of the abdomen ; analysis of its incidence and possible factors associated with its development. J Comput Assist Tomogr 32(6) : 872-876, 2008. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19204446
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