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特集 今伝えたいクリニカル・パール—つくり方、使い方、活かし方 【総論】
❶「クリニカル・パール」とは何か? その臨床活用における注意点は?
著者: 春田淳志1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部 医学教育統轄センター
ページ範囲:P.992 - P.995
文献購入ページに移動 「クリニカル・パール」は2012年の『JIM』(本誌の前身雑誌)で、筆者が大学院生時に初めて商業誌へ寄稿した際のテーマであった。今回は12年前を振り返り、文献を見直して、新たに情報社会やAI(artificial intelligence)などのトピックを盛り込んだ内容に書き直した。定義や基準などは一部再掲となることはご容赦いただきたい。
参考文献
1)Lorin MI, et al : Med Teach 30(9-10) : 870-874, 2008. PMID 18821165 〈クリニカル・パールの定義や歴史的背景、臨床教育の役割などが包括的に書かれている〉
2)Whitman NA : Creative Medical Teaching, pp1-235, Whitman Associates, Washington, DC, 1990. 〈クリニカル・パールの定義が記載されている〉
3)Mangrulkar RS, et al : Am J Med 113(7) : 617-624, 2002. PMID 12459416 〈クリニカル・パールの基準が記載されている〉
4)戸田山和久:科学哲学の冒険—サイエンスの目的と方法をさぐる.NHK出版,2005. 〈科学哲学についてわかりやすく書かれている。研究初心者にお勧め〉
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