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文献詳細

雑誌文献

循環器ジャーナル65巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 Clinical Scenarioによる急性心不全治療 Clinical Scenarioの,そのむこうへ

序文

著者: 加藤真帆人1

所属機関: 1日本大学医学部内科学系循環器内科学分野

ページ範囲:P.4 - P.5

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 新しい急性心不全治療について考えるときは,まず,その歴史的な変遷を知るべきであろう.
 Harvard大学によるコホート研究がBoston西部の村であるFraminghamでなされ,初めてうっ血性心不全(congestive heart failure)の診断基準が報告されたのが1971年のことである.この「Framingham診断基準」には,うっ血性心不全に特異的な臨床症状・兆候が記載されており,約半世紀を経た今,なお世界中の心不全ガイドラインに引用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:2432-3292

印刷版ISSN:2432-3284

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