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特集 Structural Heart Diseaseインターベンション—「新しい」インターベンションのすべて Ⅲ.先天性,その他
ASD/PDA/VSD closure治療の適応と実際
著者: 原英彦1
所属機関: 1東邦大学医療センター大橋病院循環器内科
ページ範囲:P.246 - P.249
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・カテーテルを用いた構造的心疾患治療が広まるなかで,経皮的弁膜症治療以外のclosure device(閉鎖栓)を用いた治療が増えつつある.
・カテーテルによるデバイス留置で修復可能な成人先天性心疾患は,主に心房中隔欠損,卵円孔開存,動脈管開存であるが,このほかにも頻度は少ないが心室中隔欠損,大動脈肺動脈窓やバルサルバ洞動脈瘤破裂など緊急治療を要する疾患もある.
・カテーテルを用いた構造的心疾患治療が広まるなかで,経皮的弁膜症治療以外のclosure device(閉鎖栓)を用いた治療が増えつつある.
・カテーテルによるデバイス留置で修復可能な成人先天性心疾患は,主に心房中隔欠損,卵円孔開存,動脈管開存であるが,このほかにも頻度は少ないが心室中隔欠損,大動脈肺動脈窓やバルサルバ洞動脈瘤破裂など緊急治療を要する疾患もある.
参考文献
1) 日本循環器学会.循環器病ガイドシリーズ2014年版:2014年版 先天性心疾患,心臓大血管の構造的疾患(structural heart disease)に対するカテーテル治療のガイドライン.http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2014_nakanishi_h.pdf
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