文献詳細
連載 臨床研究の進め方:ピットフォールに落ちないための工夫・2
文献概要
はじめに なぜ医師にとって身近であるはずの臨床研究は進まないのか? さらに,どのようにすれば臨床研究を最後まで進めることができるのか.
研究者である多くの医師は,研究を開始する前の準備段階で,そのピットフォールに落ちてしまっている.そして残念ながらそのことに気付かずにいる医師(=研究者)が多数存在している現状がある.本連載では,臨床研究のピットフォールに落ちないために,
① 医師自らのアイデアを具現化し臨床研究の計画の骨子を立てる.
② 臨床研究実施に必要な文書類を系統的に整備する.
③ 研究を効率的に運用するために必要な体制構築を認識しておく.
という3つのポイントを,幾度も臨床研究の立ち上げに携わってきた臨床研究コーディネーター(clinical research coordinater;CRC)の立場から紹介する.
研究者である多くの医師は,研究を開始する前の準備段階で,そのピットフォールに落ちてしまっている.そして残念ながらそのことに気付かずにいる医師(=研究者)が多数存在している現状がある.本連載では,臨床研究のピットフォールに落ちないために,
① 医師自らのアイデアを具現化し臨床研究の計画の骨子を立てる.
② 臨床研究実施に必要な文書類を系統的に整備する.
③ 研究を効率的に運用するために必要な体制構築を認識しておく.
という3つのポイントを,幾度も臨床研究の立ち上げに携わってきた臨床研究コーディネーター(clinical research coordinater;CRC)の立場から紹介する.
参考文献
1) 香坂 俊:PCI-Stent後の至適薬剤を検証する前向き無作為化研究(UMIN000008321).
掲載誌情報