文献詳細
文献概要
連載 臨床研究の進め方:ピットフォールに落ちないための工夫・3
研究アイデアを具現化し計画の骨子を考える③
著者: 植田育子1 香坂俊1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部循環器内科
ページ範囲:P.735 - P.740
文献購入ページに移動研究者である多くの医師は,実は研究を開始する前の準備段階でピットフォールに落ちてしまっている.さらに悪いことに,そのことに気付かずそのまま研究を進めようとしているケースも多い.本連載では,こうしたピットフォールに落ちないために,
① 医師自らのアイデアを具現化し臨床研究の計画の骨子を立てる
② 臨床研究実施に必要な文書類を系統的に整備する
③ 研究を効率的に運用するために必要な体制構築を認識しておく
という3つのポイントを,臨床研究の立ち上げに数多く携わってきた臨床研究コーディネーター(clinical research coordinator;CRC)の立場から紹介する.
参考文献
掲載誌情報