循環器ジャーナル72巻1号

2024年01月発行

特集 在宅時代の心不全チーム医療—多職種連携，ACPから漢方まで Ⅲ.心不全在宅管理におけるチーム医療

地域における多職種連携のコツ

著者： 笹岡大史¹

所属機関： ¹医療法人忠恕春日部在宅診療所ウエルネス

ページ範囲：P.73 - P.79

POINT
●多疾患が併存する高齢者も多く，心不全のみの病態管理だけではなく，併存疾患の管理も大切である．
●健康を保ち病的な状態に陥らないように，生活環境（食事，運動，栄養，衛生など）を整える必要がある．
●重症化する前に早期診断・早期治療を行い，繰り返す入退院を防ぐことが重要である．
●ITシステムを活用し情報共有を行い，多職種が連携し病態管理に取り組む必要がある．

参考文献

1）木村琢磨．具体的な地域医療活動　地域医療と高齢者診療（各論）—多疾患併存．日内会誌2019 ; 108 : 764-9.

2）日本プライマリ・ケア連合学会．プライマリ・ケアとは　https://www.primarycare-japan.com/about.htm

を学ぶ．AD STUDIES（アド・スタディーズ）2017 ; 62 : 28-35.　https://www.yhmf.jp/as/.assets/vol_62_p28-35.pdf（2023年11月閲覧）